During the year we will be bringing you a report from the Japanese adviser in different states. We hope this will give you some insight into Japanese language education throughout Australia. This report was written by the Japanese Adviser in Victoria, Yoko Udagawa.
 
最近、ビクトリア州では、いろいろな教育行政上の改革が行われています。その一部としてカリキュラムの改定があります。  

ビクトリア州では、学校教育のレベルが大きく二つに分けられます。小学校から十年生までの段階と、VCE レベルと呼ばれる11、12年生の段階です。VCE はVictorian Certificate of Education の省略で、この成績が大学入学に大きく影響します。今年はこの VCE の日本語が、 First Language と Second Language に分けられました。日本人留学生あるいは日本滞在経験者が別枠になったことにより、オーストラリアで学校教育だけで日本語を勉強した生徒たちがより正しく評価されることになりました。もちろんこの改革に伴って、授業の組み立て、試験の実施なども変わってきます。  

また、CSF (Curriculum and Standards Framework) と呼ばれる小学校から十年生までのレベルのカリキュラムも改定作業が進められ、来年早々に改訂版 CSF 11 が出版される予定です。さらに、教育省では、このカリキュラムに準じた教案例とそれに必要な教材集を作成中です。すでにインドネシア語や中国語はドラフトが完成し、来年の試用期間を待つまでになっていますが、日本語が現在その3割程度ができた段階です。完成すれば教育省のサイトに載せられ、各学校の教師が自由にダウンロードできるようになります。

1999年のデータをちょっとご紹介しておきましょう。小学校で日本語を勉強している生徒数は、57,660人。これは、インドネシア語、イタリア語に次ぐ三番目の数です。前年と比較すると。千人近い増加です。中等教育段階では、21,827人が日本語を学習しています。LOTE では四番目です。LOTE 全体に学習者数が減っていることから日本語も少し減りましたが、 VCE レベルだけを見ると1998年から2000年の2年間で20%近い増加が見られます。  

以上のようにビクトリア州の日本語教育は相変わらず活気を見せています。私たちの仕事もますます忙しくなりそうです。
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